
福岡空港に、ホベルトを見送りに行ってきました。
今日のホベルトは、なんだか映画俳優のようでした。

私も「言葉」を書かせていただきました。
何と書いたらいいか、必死にさがしたけれど、
書いた言葉では、思いの一部も、伝えられなかったかもしれない…。

いったい誰?と周囲の人は思ったことでしょう(笑)。
「アビスパ福岡で、こんなに皆に愛された選手です」
本当に多くの人がホベルトの見送りに来ていました。

ホベルトが皆に向かって撒いた、
直筆サイン入りのマッチデーカード。
見送る人の輪を後ろのほうの位置で見ていたので、
残念ながら、このカードを拾うことはできなかったけれど、
撒かれた瞬間、全てがスローモーションのように見えた。
ホベルトが撒いてくれた、少し早い花吹雪のようでした。

2006.02.19
ホベルトの「姿」は本当にたくさんある。
どれを選んでもどれもやっぱり「ホベルト」だ。
水谷、千代、そしてホベルト。
大事なセンターラインがいなくなった。
J1であろうとJ2であろうと、
「ここ」を失ってはたたかえないと思ってきた。
ここがこのチームの要だとずっと思ってきた。
もちろんそれはあくまで個人の考えに過ぎないが。
選手、フロント、スタッフ、職員。
そこに所属する人間が変わっても変わらない、
「アビスパ福岡らしさ」とは何だろう。
それがずっと継承されていかない限りは、
月日を単に積み重ねても、「歴史」にはならない。
個々の理由も重要だが、
描く将来像の何に向かってそうしたのか。
できるならそれが聞きたい。
いつもそれが聞きたかった。

別メで走る古賀誠史に、何かを尋ねたくなる衝動を抑えつつ…。
http://kyusyu.nikkansports.com/soccer/jleague/avispa/f-ka-tp0-20070206-152689.html
福岡MFホベルトが退団
ホベルトは広報を通じて「アビスパ福岡での3年間を振り返ってみると、たくさんの良い思い出があります。私はサポーターの期待に応えるよう常に頑張り、アビスパのため、家族のために全力で戦ってきました。サポーターの皆さん、どうかアビスパ福岡がJ1に復帰できるよう支えてください」とコメントした。

鈴木君枝アナウンサー。
そのキャラクターが好きで、同い年ということもあり、
ずっと応援していた同性のアナウンサーのひとりだった。
「所さんの目がテン!」は、その内容もさることながら、
所ジョージ&彼女の掛け合い(笑)が楽しみで毎週見ていた。
今朝訃報を目にした。
彼女自身の選択。また淋しくなる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070203-00000122-sph-ent
日テレアナウンサー大杉さん自殺か…マンション8階から転落

「SURF&SNOW」と言えば、
ユーミンを思い浮かべる人が多いでしょうか。
松宮一彦。
ザベストテンの追っかけマンもやっていましたが、
私にとっては、TBSラジオの「スーパーDJ」。
「SURF&SNOW」は、彼の代表的なプログラムでした。
http://www.geocities.jp/tbs_radio_surf_and_snow/history1.html
自然とリクエストはがきを出すようになって、
偶然にも次第に読んでもらえるようになって…。
やはり洋楽やオフコースとかが多かったかなぁ(笑)。
音楽そのもの、そして現場にこだわる姿勢。
どのアーティストにも、常に真摯な態度で接する姿勢。
私が、音楽やラジオに携わる仕事がしたいと思ったのは、
松宮さんの存在もとても大きかった。
松宮さんの、音楽を選ぶ基準である「新旧洋邦問わず」は、
就職活動時の履歴書の趣味欄、「音楽鑑賞」のあとに使わせてもらいました。
このサインをいただいたのは、新卒で入社した会社に、
松宮さんが「ナレーション」の仕事で来ていたときのこと。
その部署の同期の仲間が、私がファンだと知っていて、
(私の)名前も入れてのサインを頼んでくれたのだった。
その松宮さんは、1999年9月27日、自ら命を絶った。
事件後の報道で、彼に関するいろいろな話を耳にしたが、
私にとっては、それで何かが失われるわけでもなかった。
サインのなかの日付は1987年2月25日。
あれからまもなく20年の月日が流れようとしている。
夢も目指すものもいろいろあった、
当時23歳だった自分の、あの頃の未来に、
今、自分は、立っているだろうか…。
「夜空ノムコウ」の歌詞のようなものを、
ふとつぶやいてみる。

「東電スタ」じゃあ、東京電力になっちゃうなぁと思ったら、
略称 東北電力スタジアムまたは東北電力ビッグスワン
(さらに短い略称が必要な場合「東北電ス」)
「ホグスタ」という噂もありますが、どういう呼び名が馴染むかな。
http://www.jsgoal.jp/club/00043000/00043811.html
ホームスタジアム『新潟スタジアム』 名称変更のお知らせ
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/jtoto/headlines/20070201-00000128-jij-spo.html
新名称は「東北電力ビッグスワン」=新潟スタジアムの命名権取得
「…契約期間は今年3月から3年間。東北電力は年間1億2000万円の命名権料を県に支払う。同社の幕田圭一会長は「スタジアムは年間100万人の入場者があり、経済効果がかなり期待できる」と話した。」

「『なぜ応援しとうと?』って思ってた」
福岡に来て8年。
このしつこく頑固な日常性慢性頭痛(哀)で、
ずっとお世話になっている医師に普通に言われた。
彼は、特にここ数年、息子さんたちとともに、
熱狂的なアビスパ福岡サポーターになっている。
確かに私は福岡出身じゃないけど、
そういうチームだったです。そう答えた。
少なくとも私にとっては、そういうサッカーだった。
すごく大げさに聞こえるかもしれないけど、
私の福岡人としてのアイデンティティーだったって。
わかるよ、と医師はその言葉を字義通り受けてくれた。
おれは、アビスパ(と代表)しか見ないっちゃけんと、
ちょっとだけ笑いながら。
仙台も甲府も山形も鳥栖も清水も神戸も新潟も札幌も、
J1もJ2も、興味あるサッカーチームなら見てみたい。
正直、今はそういう気持ちなのだから、そこから逃げたくない。
単なるサッカー好きでもいいじゃないか(笑)。
皆と同じであらねばならないっていうは大の苦手なくせに>自分(笑)。
逃げたらあかんってば。
あ、肝心の頭痛のほうは中の問題ではなさそうだけど…。